グロービス経営大学院公認クラブ 地域活性化クラブ名古屋支部「稲武WAKUDOKI Project」
グロービス経営大学院名古屋校の卒業生有志とのご縁があり、「地域で何か面白いことがしたい」という思いのもと、2017年11月から公認サークル・地域活性化クラブ名古屋支部として活動を開始しています。
稲武でプチ合宿を行ったり、イベントに参加したり、定期的にオンラインミーティングを行っています。
シン・イナカ 日本一おかしな公務員×300年旧家にIターンした東大生 地域から生み出す創造と変革 クロストークイベント
日時 | 2021年7月17日(土)19:00-20:30 |
登壇者 | 山田 崇氏(塩尻市役所 官民連携推進課 課長補佐) 古橋 真人氏(一般財団法人古橋会 常務理事) |
トークテーマ | ・いま、一周回ってイナカが面白い ・人と地域のバズらせ方 ・官民連携の最前線 何が明暗を分けるのか? ・小さなdoからはじめよ~都会のビジネスパーソンが0.1歩地域に踏み出してみた~ |
開催形式 | オンライン(Zoom) |
参加費 | 無料 |
こんな方におすすめ | ・地域活性化に関心がある ・何か新しいことをしたい ・在宅ネット動画三昧も飽きてきた。新しい刺激が欲しい ・新しい価値観に触れたい |
主催 | グロービス経営大学院公認クラブ 地域活性化クラブ名古屋支部 通称「稲武WAKUDOKI project」 |
Facebookイベントページ | https://www.facebook.com/events/545476106449286/ |
Facebookイベントページでは、たくさんの方に興味を持っていただき、参加予定者が115名にもなりました。
古橋真人 講演
私は、大企業勤務・東京暮らしをやめて、実家のある愛知県豊田市稲武町に移住(ほぼIターン)して、豪農古橋家の資産を遺贈した財団法人の経営をしているという経歴から、以下のようなトピックについてお話しました。
- 豪農古橋家や財団法人古橋会の紹介
- いま、一周回ってイナカが面白い
- 容易に予測できる手なりの未来:「都市集中型の未来」と「人生や生活様式の画一化」
- 一見すると合理的ではない「利他性」や「アニマルスピリッツ」が、自分らしく元気でユニークな生き方に繋がる
山田崇さん 講演
山田崇さんは、『日本一おかしな公務員』(2019,日本経済新聞出版 )という書籍も出版されるほどパワフルな方です。
「人口が初めて減り始める」「人が100歳まで生きる」という、これまで前例の無い現象からくる「超少子高齢化」によって、これまで前例の無い事態や課題がたくさん起こってくる。
しかも、それは地方や地域から最初に起こってくる。
だとしたら、これまでの延長線上にある解決方法ではなく、仮説検証的な活動を小さくたくさん繰り返すしかない。
小さく始めて、対話と内省の繰り返し、「見て、感じて、自分が変わって、自分が変えていく」を実践するのが地域。
そのために山田崇さんが心がけていることがとても本質的でした。
- 1週間(24時間×7日)168時間のうち、働いている時間は40時間。それ以外の128時間で、何か小さく始めてみる。
- いま、自分ごととして、気になることをやってみる。
- 知らないことは選択できないし、好きかどうかも分からない。経験したものの中からしか、人は選べない。だから、とにかく自分で手を動かして、対話してみる。
山田崇さんに関するリンク
●塩尻CxO Lab
https://shiojiricxolab.onexxxx.com/
●空き家プロジェクトnanoda
https://www.shiojiring.jp/%E7%A9%BA%E3%81%8D%E5%AE%B6%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-nanoda/
●シビック・イノベーション拠点「スナバ」
https://www.sunaba.org/
●協働リーダーシッププログラム michikara(ミチカラ)
https://michikara.com/
●市役所をハックする!
https://www.shiyakushohack.org/
グロービス地域活性化クラブの紹介とクロストーク・Q&A
山口有里さん「地域に0.1歩踏み出してみた人の話」
グロービス地域活性化クラブの幹事をされている山口有里さんのお話です。
東京生まれ東京育ちの山口さんが、実際に地域に少しずつ関わっていって、そこで感じた驚きや感動が素直に感じられる素敵なお話でした。
地域に住む私にとっては、山口さんのような都市部の方が前向きな気持ちで地域の方に向いてもらえることが、新しい時代の希望になるなと感じました。
社本学さん「稲武WAKUDOKI project」
稲武WAKUDOKI projectの社本学さんは、普段は豊田市役所の職員をされていて、市役所の同期がたまたま稲武にいて、そこから稲武との関わりが始まりました。
小さな1歩を踏み出していく過程のお話は、これから地域に関わっていきたいという方にとても参考になると思います。
マルシェ出店に向けて仲間の輪が自然と広がっていくのも、心温まるドラマのようでした。
クロストークとQ&A
私と、山田崇さんと、山口有里さんと、社本学さんで、クロストークを行いました。
また、たくさんの質問をお寄せいただき、その中の一部をお答えすることができました。
・0:00~ 山口有里さん「地域に0.1歩踏み出してみた人の話」
・6:40~ 社本学さん「稲武WAKUDOKI project」
・12:45~ クロストーク
・38:30~ Q&A
稲武WAKUDOKI projectの最新情報は「WAKUDOKIちゃんねる」から!
今回のオンラインイベントは、稲武WAKUDOKI projectの社本学さん、川又敬宏さん、山田洋一さんのご尽力によって実現しています。
このオンラインイベントをきっかけに、地域や稲武に少し関わってみたい、何か面白いことやきっかけを感じたい、といった方は是非「WAKUDOKIチャンネル」のいいね!をよろしくお願いします!